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25.09.2007

ドイツ再統一への道すじ-小年表

2006年10月3日、ドイツは16回目の再統一記念日を迎えます。不正選挙、計り知れぬ規模の国外脱出の波や、大規模デモによって、ドイツ民主共和国(東ドイツ)の権力機構はわずか数ヶ月のうちに崩壊しました。10月18日にホネッカー国家評議会議長が辞任し、壁が崩壊したあとの1989年11月、再統一プロセスは急速に始まりました。再統一までの主な出来事をまとめます。

1989年11月9日、社会主義統一党中央委員会のギュンター・シャボウスキー政治局員は記者会見の際、さして重要でもない様子で、ドイツ民主共和国はただちに出入国を自由化すると述べました。その後すぐに、数千人の東ドイツ市民が国境検問所に押し寄せました。建設から28年、壁は崩壊したのです。

1989年11月13日、社会主義統一党のドレスデン支部長モドロー氏が、人民議会より新政府の構築を託されます。数ヶ月前から行われていた月曜デモの横断幕には、「ドイツ、一つの祖国」の文字が見られるようになりました。

1989年12月3日、社会主義統一党の中央委員会と政治局メンバーは、一般党員からの圧力により総辞職しました。

1989年12月7日、円卓会議。党や各組織の新旧メンバーの代表が、教会代表者の司会のもと、国の危機的状況打開の提案を行うため会議を行いました。

1989年12月19日、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)のヘルムート・コール首相(CDU:キリスト教民主同盟)が初めて正式に東ドイツを訪問し、ドレスデンでは熱狂的に迎えられます。「ヘルムート、ヘルムート」「ドイツ、一つの祖国」などのシュプレヒコールが湧き起こりました。

1990年1月15日、デモ隊が東ベルリンの国家保安省本部の建物を襲撃。建物前には10万人のデモ隊が集まりました。

1990年1月28日、東ドイツの新旧の党の代表が、暫定政府の設立に合意しました。円卓会議に参加する市民権運動グループの代表も、政府に加わることになりました。

1990年2月1日、ハンス・モドロウ首相が人民議会で、軍事的中立性と連邦制を基本とするドイツ統一のコンセプトを提言しました。

1990年2月7日、西ドイツ政府は、通貨同盟に関する交渉を東ドイツに直ちに提案する事を決議しました。

1990年3月18日、東ドイツで初めての普通選挙が行われ、CDUをトップにむかえた保守連合が大きな勝利を果たしました。

1990年4月12日、初めての普通選挙で選出された人民議会が、ローター・デメジエール氏(CDU)を首相を選出しました。

1990年4月23日、西ドイツの連立政府は、通貨同盟条約の基本路線に関し合意しました。

1990年5月5日、アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、西ドイツ、東ドイツの6人の外相による、初めての「2+4」外相会議をボンで開催しました。

1990年5月18日、経済・通貨・社会同盟条約の締結。コール首相はこれを「自由で統一されたドイツ誕生の瞬間」としました。

1990年7月1日、通貨同盟発足。東ドイツの通貨は、西ドイツのマルクに切り替わりました。東西ドイツ国境では、出入国チェックは廃止されました。

1990年7月2日、東ベルリンで、東西ドイツの2つ目の条約となる、統一条約に関する交渉が開始しました。

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1990年7月16日、コール首相とソ連のゴルバチョフソ連最高会議議長が、同盟関係の問題が解決したと発表。ドイツはそのままNATOメンバーにとどまることになりました。

1990年7月22日、人民議会は、東ドイツに州制度を再び導入する法律を決議しました。

1990年8月23日、人民議会は、10月3日に東ドイツを西ドイツに統合する事を決議しました。

1990年8月31日、東ベルリンで東西ドイツの統一条約に調印。西ドイツ連邦議会と東ドイツ人民議会は9月20日、賛成3分の2でこの条約を承認しました。

1990年9月24日、東ドイツがワルシャワ条約機構から脱退しました。

1990年10月1日、ドイツが完全な主権を獲得。ベルリンに対する連合国の全ての権利は、10月3日に失効することになりました。

1990年10月3日、午前零時、ドイツ国家が演奏される中、ベルリンの帝国議会議事堂の前に黒赤金のドイツ国旗が掲揚されました。ベルリン市街では数十万人が祝い、ドイツの各都市でもドイツ再統一を祝いました。

写真1:東西ドイツの国境の一部が開かれ、1989年11月11日には、多くの人々が花火を手にベルリンの壁の上で祝いました。 

写真2:1990年10月3日、ベルリンの帝国議会議事堂の前で行われた再統一式典。若いスポーツ選手が、歓声をあげる多くの人々の前でドイツ国旗を揚げました。 

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